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訪ほうもんしんりょう問診療のお仕しごと事●訪ほうもんいりょう問医療の仕しく組み湘しょうなん南おおふなクリニック大おおきな病びょうき気にかかった患かんじゃ者さんや、体からだの自じゆう由がきかなくなった人ひとは、大おおきな不ふあん安を抱かかえています。最さいご後まで、あきらめずにがんばる事ことも大だいじ事ですが、「どこで、だれと一いっしょ緒に、一いちにち日一いちにち日を過すごしたいのか?」という患かんじゃ者さんの思おもいを分わかちあって、一いっしょ緒に悩なやむお医いしゃ者さんも必ひつよう要です。だから私わたしは「この人ひとの事ことをもっと知しって、いろいろ話はなし合あえるようになりたい」という気きも持ちで、患かんじゃ者さんに接せっします。年ねんれい齢や、社しゃかい会の立たちば場に関かんけい係なく、地ちいき域のみなさん一ひとり人ひとりが、人じんせい生のゴールまで自じぶん分らしく過すごせる方ほうほう法を、『町まちのお医いしゃ者さん』の立たちば場から考かんがえていきたいと思おもいます。鎌倉市大船2-25-2(鎌倉芸術館前)https://shonan-clinic.net/長はせがわ谷川さん●患かんじゃ者さんを「看みと取る」設せつび備の整ととのった病びょういん院にいたほうが楽らくになれる場ばあい合は、入にゅういん院をすすめる事こともありますが、長ながく過すごした家いえの雰ふんいき囲気を感かんじながら、家かぞく族に見みまも守られて人じんせい生のゴールを迎むかえたいと考かんがえる患かんじゃ者さんもいます。そうした人ひとにも寄よりそい、息いきを引ひき取とる瞬しゅんかん間まで見みまも守るのも私わたしたちの仕しごと事です。患かんじゃ者さんの人にんずう数は約やく90人。1日にちに12件けんくらい訪ほうもん問して、患かんじゃ者さんの具ぐあい合をみたり、話はなしを聞きいて、患かんじゃ者さんの表ひょうじょう情や、何なにげ気ない会かいわ話から、体たいちょう調や気きも持ちの変へんか化を感かんじ取とります。長はせがわ谷川さんに聞ききました!きゅうきゅうたいびょういんかんごしいしちょうざいやっきょくじたくほうもんしんりょう40